

年末年始休館のお知らせ
2022年12月29日から2023年1月3日まで
帯広の森・はぐくーむは休館となります。
クロスカントリースキーコースと、
駐車場は休館中もご利用いただけます。
(スキーのレンタルはご利用いただけません)
年始は2023年1月4日9時から開館いたします。
2022年もたくさんの方にご利用いただきましたこと、
心よりお礼申し上げます。
2023年もどうぞよろしくお願いいたします。
はぐくーむスタッフ一同
(写真①)スズメバチの巣
(写真②)木のすき間で冬を越す女王バチ
林の中で、スズメバチの巣を見つけました(写真①)。バスケットボールよりも大きい、りっぱな巣です。夏の間はしげった葉にかくれて目立ちませんでしたが、今は、木々が葉を落とし、遠くからでもよく見えます。
スズメバチの巣ときくと、近づいたら中からハチが出てきて、刺されないか?と不安になるかもしれません。確かに、夏から秋にかけての時期は注意が必要ですが、冬の間なら心配はいりません。巣の中にハチはいませんし、残った巣が来年また使われることもありません。
では、ハチはどこへ行ったのでしょうか?実は、夏に活動していたスズメバチのほとんどは冬を迎える前に死んでしまって、もういません。今、生き残っているのは、秋に生まれた新しい女王バチだけです。女王バチは枯れた木のすき間などを見つけて入りこみ、そこで寒さをしのいで、たった一匹で冬を越します(写真②)。そして、春をむかえ気温が上がってくると、一匹だけで新しい巣をつくりはじめ、子どもを産んでいくのです。
といっても、すべての女王バチが冬を越せるわけではなく、寒さで死んでしまうものもいます。これから、女王バチにとって厳しい冬が始まります。
2022年12月21日(水)掲載 タチモリ
