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鳥をさそう赤い実 2016年7月31日

7月25日鳥をさそう赤い実

 

サクラの仲間やエゾニワトコの実が赤や黒に色づいてきました。

 

緑が深まった森の中で、色づいたこれらの木の実はよく目立ちます。「実りの秋」というにはまだ早いですが、種類によっては早くも実りの季節を迎えているのです。
赤や紫、黒などに色づく木の実は鳥たちの大好物です。実の外側には糖分などが含まれる果肉(かにく)があって、鳥たちはそれをお目当てに、実を丸飲みします。

 

果肉の部分は体内で消化されるのですが、果肉の中にはかたいタネがあり、それは鳥に食べられても消化されず、やがてそのまま糞と一緒に外に出されます。

 

これが、色づく実をつける木のねらいです。鳥は飛んで移動するので、結果として、タネがあちこちに運ばれることになるのです。

おいしい果肉はタネを運んでもらうための、鳥へのごほうびというわけです。
木の実の目立つ色は、鳥に見つけてもらいやすくするためで、熟す前は葉と同じ緑色なので目立たちませんが、熟して食べてもらえる時期になると、赤などの目立つ色に変わります。
これから秋にかけて、順番にいろいろな種類の木の実が熟していきます。色づいた実を食べに鳥がやってくる様子が観察できますよ。

 

2016年7月25日 十勝毎日新聞掲載(タチモリ)