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ひっつき虫~植物の生き残り作戦 2018年2月21日

植物は実やタネをつける季節です。植物はみずから動くことができないので、タネをできるだけ遠くに移動させて仲間を増やすための工夫をしています。

 

タンポポはタネに綿毛(わたげ)をつけて風に飛ばし、カタバミは実がパチンとはじけてタネをはじき飛ばします。

 

じつは、みなさんもタネを運ぶ役目をしていることを知っていますか。草むらから遊んで帰ってくると、ズボンに「ひっつき虫」がついて、とるのが大変だったことがあるでしょう。ひっつき虫は服や動物の毛などにつく草の実で、遠くまでタネを運ぶためにいろいろな方法でくっつきます。

 

黄色い花が咲(さ)くキンミズヒキは、実がイソギンチャクのような形で、先がくるんと曲がったトゲで服にひっかかります。畑に多いアメリカセンダングサは、実にトゲのようなかたい毛をもち、服に刺(さ)さってくっつきます。道ばたに生えるオオバコの実は、雨でぬれるとネバネバするので、靴(くつ)のうらにくっついて人の移動とともに運ばれていきます。

 

服についてやっかいなひっつき虫ですが、植物が生き残るためのたくましいワザを虫めがねなどでじっくり観察してみてください。

 

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2017年9月4日 十勝毎日新聞掲載(ミヤザキ)