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実は同じ植物~つくしとスギナ 2019年5月5日

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あたたかい日もふえ、道ばたに小さな草花が顔を出す季節です。春のおとずれをつげる「つくし」は、土から生える筆(ふで)のように地面からにょきにょきと生えます。つくしを見つけたら、茎(くき)の茶色の節(ふし)を一か所ぬいてもどし、どこがつぎ目か友達と当てて遊んでみましょう。つくしの頭から出る緑色の粉(こな)が手につきますが、すぐにとれるからへっちゃらです。つくしのそばに生える「スギナ」も、茎に節があるので同じ遊びができます。

 

つくしを地面からとる時、プツンと切れて根はなかなか出てきません。根もとを掘(ほ)ると、つくしの地下の茎はずっと広がって、土のなかでスギナとつながっていることが分かります。つくしとスギナが同じ植物である証拠(しょうこ)です。緑色のスギナは夏にかけて太陽の光をあびて、栄養(えいよう)をつくる役目をします。しかし、スギナは花をもたず、たねをつけません。そこで、春だけつくしを出して、子孫(しそん)を残すための胞子(ほうし)を飛ばします。つくしの緑色の粉の正体は胞子なのです。ぽかぽか陽気(ようき)は外へ出て、春の自然にふれてみてください。

 

2018年4月30日 十勝毎日新聞掲載(ミヤザキ)