自然の中の「数さがし」

動物や植物など自然の生き物には、クローバーの葉っぱは三枚、動物の足は四本、サクラの花びらは五枚、というように数が決まっているものがたくさんあります。

自然の中のいろいろなものにある「決まった数字」を探していくのは、なかなかおもしろいです。例えば六のものは何があるでしょうか?昆虫の足の本数を思いつく人は多いと思いますが、ほかにもたくさんあります。花びらが六枚の植物もありますし、ツクシの仲間やハチの巣には六角形があります。

「数さがし」は道具もいらず、とても簡単にできますが、やってみると、数によっては、なかなか見つからないものもあります。特に七はかなりの難問で、そうそう出会えません。

また、いろいろなものの数を見つけていくうちに、例えば、雪の結晶はなぜ六角形なのか?とか、昆虫の体にみられる数は、触覚(二本)、はね(四枚)、足(六本)と、どうして偶数ばかりなのか?というように次々と不思議に思うことが出てくるかもしれません。

こんなふうに、身近な自然を、ちょっと見方を変えて見てみると自然観察の楽しみが広がります。数だけでなく、「色さがし」「形さがし」などもおすすめです。

 

十勝毎日新聞2021年2月掲載(タチモリ)

 ↓画像【森で見つけた「6」】 左上:アリ(足が6本)、右上:バイケイソウ(花びらが6枚)

                左下:ツクシの仲間(6角形模様)、右下:ハチの巣(6角形模様)