(帯広の森)
『帯広の森』は面積が406.5ha、幅が約550m、延長は約11kmになります。この帯広の森を中心とした緑のベルトが、十勝川から札内川を結ぶことによって、帯広の市街地を包み込むことになります(図1)。
帯広の森は、都市部への人口や産業の過度な集中が進むことによる宅地の郊外部への無秩序な延伸(スプロール化)を防ぎ、都市部と農村部を区分し双方の交流の場としての役割を果たすことが期待されています。また、都市林のもつ公害抑制、都市災害の防止、微気象・環境の緩和、生物生息環境の保全などの機能も期待されています。
さらに、緑による安らぎ、余暇利用のための空間確保なども重視しており、快適な都市環境を確保することを目的としています。 |
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